三界万霊塔
万霊塔上の千手観世音菩薩は、教祖空外先生の若き日のお姿がモデルで、私たちのあらゆる苦悩を救い、諸願を成就して下さる霊験あらたかな観音様です。
周囲にある玉は、私たちが幸せになるために実践しなければならない六つの大事な道、即ち、布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧をあらわしたもので幸福の玉といってよいでしょう。まず正面で一心に「南無観世音、南無観世音、南無観世音」と称えて合掌礼拝し、次に、自分の願いを心に称え、六つの玉を順に手にふれながら一巡して下さい。
光霊殿
万霊塔上の千手観世音菩薩の台座に当たる建物は光霊殿で、阿弥陀如来をおまつりし、信者有縁の方々の御精霊を安置して、礼拝する納骨堂になっています。祥月命日の月にはご案内を差し上げ、ご供養いたしております。
観音霊水
「健康な者も、病気に苦しむ者も、今まさに死なんとする者をも生かし救わん」という大慈悲心によってつくられた観音霊水の霊験は、まさに奇跡。
奇岩を背にして立たれた白衣の観音様のお姿は、いかにも優しく、思わず合掌してしまいます。
物質科学によって汚された心身を観音霊水で洗い清め、健康な日々を送りましょう。
教祖殿
平成三年十二月十八日、教祖先生が九十歳で遷化されました。教祖先生のご威徳は教団の信者一人一人の心に生き続けますが、教祖先生に直接お教えを受けなかったご信者にも、教祖先生の姿を知っていただくために、平成六年十二月十八日、教祖殿を落成し、教祖像、年譜、遺品を安置しました。中央には京都の仏師、今村九十九氏の作による教祖先生の等身大像が安置されております。教祖像の左右にかけられている掛け軸は、教祖先生の直筆です。
仏心石
遠い遠い昔、まだ日本列島が海の底であった頃にできたと思われる、この黒石の表面に見える「心」の文字。
この霊石には観音妙智力が込められています。願いを込めて手を触れてお祈りして下さい。現在教祖殿に置かれています。